優れた言語学習ツール
■「聞く→話す→聞き比べる」言語能力向上のしくみ
人間の言語能力(記憶)は、音声を聞き、それをまねして発音する行為によって形成されると言われています(図1)。
その際に、正しい発音と自分の発音を比較することが重要とされています。
には、自分の音声を録音し、オリジナルの音声と聞き比べする機能が付いています。
の比較再生機能(図2)により、言語記憶のメカニズムに沿って、正しい発音と自分の発音を近づけることが可能となります。
を使用することで、いままでにない言語能力の向上を図ることができるのです。
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■國吉丈夫
・外国語教育メディア学会名誉会長
・大学英語教育学会顧問
・元千葉大学教授
・元放送大学客員教授
DGBOOKIIによる英語学習に期待する
英語教科書に音声や効果音が出るようにし、文字と絵と音を統合した理想的な英語学習を手軽に実現させる。その夢のようなことが最近登場のによって可能になった。小型、軽量で持ち歩きが自由、どこでも使える。操作は簡単、幼児でも使える。しかし中身はデジタル技術の産物で、効果的な英語学習を可能にしているのである。紙のページに眼をやって、気の向くままに操作し、音声英語にもふんだんに触れることができる。声を吹き込んで比較もできる。音声スピードも変えることができる。目にはやさしく強い刺激は全くないわけで、特に成長期の子供のためには大変よい。また学習を自分でコントロールしているという実感で、いつの間にか夢中になる。自律的な学習が容易に実現するわけで、学習効果の上からも非常によい。しかも多くの可能性があり、有効な学習課題をいろいろと開拓できる。学習者を夢中にさせる効果的なスタディマシンの登場である。

■本多敏幸
1959年東京都生まれ。 武蔵大学卒業。
東京学芸大学大学院卒業。 東京都公立中学校教諭として23年。
4月より千代田区立九段中等教育学校に勤務。
ELEC同友会英語教育学会副会長、 英語授業研究学会理事、ELEC同友会英語教育学会実践研究会部長、 主な単著に『到達目標に向けての指導と評価』(教育出版) 『本多式中学英語マスター短文英単語』(文藝春秋)、 『本多式中学英語マスター速読長文』(文藝春秋)、 『入試英語力を鍛える!授業アイデア&パワーアップワーク40』(明治図書)。 ELEC同友会英語教育学会実践研究部会共著で 『Inside the Dictionaries-英語辞書活用ノート』(数研出版)、 『アクアティブ・スピーチ』(TDKコア)、ほか執筆多数。
活動の幅が広がるDGBOOKII
7年前まで勤務していた学校には最新のLL機器が設置されていました。教室の改築も含めて約七千万円かかったそうです。しかし、かかった費用の元が取れるくらい、生徒の英語力を上げるのに効果がありました。音読練習を各自のスピードで行ったり、録音したり、ディクテーションを行ったり、聴覚関係の機能だけでもさまざまな活動ができ、生徒の学習意欲を高めることができました。単調になりがちな音読練習も、LL機器を使って各自のペースで練習することにより、生徒が積極的に取り組んでいました。
1月より1クラスの人数分のDGBOOKIIを英語科教室に置き、いつでも使用できる環境をつくりました。最初に音読練習を行わせてみましたが、生徒が夢中で音読練習を行っている姿を見て、LLで学習していた生徒の姿を思い出しました。DGBOOKは何千万円もする機器ではありませんが、LLで行ったのと同じ活動ができ、同じ効果があったのです。DGBOOKを使うようになってから、活動のバリエーションが増えました。いくつか行った活動の中から3つの活動とその効果を紹介します。>>続きを読む



